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大規模修繕の最適なタイミングとは?ひなたペイントが解説

2025.10.15

マンションやビル、アパートなどの建物を長く安心して使い続けるためには「大規模修繕」が欠かせません。外壁塗装、防水工事、屋根の修繕などをまとめて行うことで、建物全体の耐久性を高め、見た目の美観も保つことができます。しかし、もっとも悩ましいのが「大規模修繕を行うタイミング」です。早すぎると費用が余計にかかり、遅すぎると劣化が進み修繕範囲が広がってコストが膨らむ可能性があります。今回は、ひなたペイントが「大規模修繕の最適なタイミング」について詳しく解説します。


一般的な目安は「12~15年ごと」

国土交通省のガイドラインなどによると、大規模修繕の目安はおおよそ12~15年ごととされています。特にマンションや大規模な集合住宅では、12年をひとつの区切りとして修繕計画を立てるケースが多いです。
ただし、これはあくまで平均的な目安。建物の立地条件や使用環境、過去のメンテナンス状況によって適切なタイミングは変わります。海に近い建物は塩害で外壁や鉄部が早く傷みますし、交通量の多い道路沿いの建物は排気ガスや振動の影響で劣化が早まります。


劣化サインを見逃さないことが重要

「年数」で計るのも大事ですが、それ以上に重要なのが劣化のサインを見逃さないことです。以下のような症状が出ている場合は、計画より早めに大規模修繕を検討すべきです。

  • 外壁のひび割れ(クラック)が目立つ

  • 塗装が剥がれ、チョーキング(手に白い粉がつく現象)が発生

  • 屋上やバルコニーの防水層がひび割れて雨漏りが起きている

  • 鉄骨や手すりにサビが進行している

  • タイルの浮きや剥落の危険がある

これらを放置すると、補修工事では済まず大掛かりな改修工事が必要になる場合もあります。


修繕タイミングを見極めるポイント

大規模修繕のタイミングを判断する際には、以下のポイントも意識しましょう。

  1. 建物診断の実施
     専門業者による外壁調査や赤外線診断を受けることで、劣化の進行度を客観的に把握できます。

  2. 修繕積立金の状況
     計画的に積み立てができていれば12年周期が可能ですが、資金不足の場合は工事を先延ばしせざるを得ないケースも。費用と劣化状況のバランスが重要です。

  3. 入居率・資産価値の維持
     特に賃貸マンションやアパートは、外観が古びて見えると入居者の印象が悪くなり、空室率に影響します。イメージアップのためにも適切なタイミングで修繕を行うことが有効です。


まとめ:最適なタイミングを逃さないために

大規模修繕のタイミングは「年数」と「劣化状況」の両面から判断することが重要です。ひなたペイントでは、建物診断から修繕計画のご提案、施工まで一貫してサポートしています。建物の寿命を延ばし、資産価値を守るためにも、早めの点検と計画的な修繕をおすすめします。

「うちの建物、そろそろ大規模修繕のタイミングかも?」と思ったら、ぜひひなたペイントまでお気軽にご相談ください。

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