ひなたペイント 株式会社hinata

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【ひなたペイント】大規模修繕におけるサーキュラーエコノミーの実践とは?

2025.12.17

~持続可能な建物運用をめざして~

近年、「サーキュラーエコノミー(循環型経済)」という言葉が多く聞かれるようになりました。これは「廃棄物を減らし、資源を繰り返し使うことで、環境と経済を両立させる考え方」です。
建築や修繕の分野でも、この考え方を取り入れた持続可能な大規模修繕が求められています。ひなたペイントでも、環境負荷を減らしながら建物の価値を長く保つための取り組みを進めています。

■ サーキュラーエコノミーの視点で見直す「修繕のあり方」

従来の修繕は、「壊れたら新しく直す」「古くなったら取り替える」という発想が主流でした。
しかし、サーキュラーエコノミーの考えでは、できる限り既存の素材や構造を活かすことが大切です。
たとえば、外壁の塗り替えでは下地を丁寧に補修して再利用したり、再塗装できる高耐久塗料を選ぶことで、廃棄物を削減できます。
また、屋上防水や鉄骨塗装も、早期に劣化を見つけて部分補修することで、資材の無駄を防ぎ、長期的にコストも抑えられます。

■ リサイクル・リユース素材の活用

最近では、環境に配慮した塗料やリフォーム材も増えています。
CO₂排出を抑えた水性塗料や、再生プラスチックを一部利用した塗装用部材など、修繕現場で使える“サーキュラー素材”が広がっています。
ひなたペイントでも、耐久性・環境性の両立を意識し、建物の再生と資源循環を同時に実現する施工提案を行っています。

■ 長寿命化による資源の節約

大規模修繕の本来の目的は「建物を長持ちさせること」です。
これはまさに、サーキュラーエコノミーの基本である**“使い続ける”**という考えに直結しています。
定期的な点検や計画的な修繕を行うことで、解体・建て替えによる大量の資材消費や廃棄を防げます。
つまり、「今ある建物をできるだけ長く活かす」こと自体が、最も効果的な循環型の取り組みなのです。

■ 地域とともに循環する修繕工事

また、ひなたペイントでは地域企業との協力も大切にしています。
地元の職人・資材メーカーと連携し、地域内で資源と経済を循環させることも、サーキュラーエコノミーの一環です。
地産地消型の施工は、輸送コストやCO₂排出の削減にもつながり、地域経済の活性化にも貢献します。

■ まとめ:未来につながる修繕へ

大規模修繕は、単なる「メンテナンス」ではなく、建物を次世代へつなぐ循環の一部でもあります。
これからの時代、環境と経済の両立を意識した修繕計画が、建物の価値をより高める鍵となるでしょう。
ひなたペイントは、サーキュラーエコノミーの視点から、**「環境に優しく、長く安心して使える建物づくり」**をサポートしてまいります。

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