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マンション大規模修繕におけるサーキュラーエコノミーの考え方~循環型の修繕で、建物も環境も長く守る~

2026.01.01

近年、マンションの大規模修繕を検討する管理組合の中で、「サーキュラーエコノミー(循環型経済)」という考え方が注目されています。
これは、資源をできる限り再利用し、廃棄物を減らしながら経済活動を持続させる仕組みのこと。
建物の修繕においても“壊れたら取り替える”から“長く使い続ける”へという発想の転換が求められています。

 

■ サーキュラーエコノミーと大規模修繕の関係

マンションの大規模修繕は、10〜15年に一度の大きな工事です。
このタイミングで環境にやさしい材料や方法を取り入れることは、建物全体のライフサイクルを長くするだけでなく、管理組合にとっても修繕費の長期的な削減につながります。
サーキュラーエコノミーの観点からは、「再生・再利用・長寿命化」の3つが重要なキーワードになります。

■ ①「再生」:既存資材を活かす工法

外壁塗装や防水工事では、完全に撤去せず既存の下地を補修して再利用する方法があります。
たとえば、外壁の劣化部分のみを補修し、全体を再塗装することで、廃材を大幅に減らすことができます。
また、高耐久・再塗装可能な塗料を選ぶことで、将来の修繕もスムーズに行えるようになります。
こうした“素材を活かす修繕”は、環境負荷を抑えつつ建物の寿命を延ばすことができます。

■ ②「再利用」:環境配慮型の資材選び

近年では、リサイクル素材を利用した塗装材や防水材が登場しています。
たとえば、CO₂排出を抑えた水性塗料や、廃プラスチックを再利用した防水シートなど。
これらの素材は性能面でも向上しており、品質を落とさずに環境に優しい施工が可能です。
管理組合としても、「地球環境への配慮を意識した修繕」を選ぶことが、今後のマンション運営における信頼性向上にもつながります。

■ ③「長寿命化」:修繕サイクルを伸ばす計画

サーキュラーエコノミーの考え方では、「長く使い続ける」ことが最も重要です。
定期的な点検を実施し、劣化を早期発見することで、部分補修で済むケースが増えます。
これにより、全体改修の回数を減らせるため、修繕積立金の負担を軽減する効果もあります。
また、外壁・屋上・鉄部などを一体的にメンテナンスする「トータルリフォーム方式」も、無駄をなくす循環型の取り組みとして注目されています。

 

■ 管理組合が取り入れるべき視点

サーキュラーエコノミーを取り入れた修繕を進めるには、まず長期修繕計画の見直しがポイントです。
工事周期・材料の選定・廃材処理方法などを、環境負荷の少ない方向へ再設計することで、持続可能なマンション運営が可能になります。
また、施工会社を選ぶ際には、環境配慮型の提案ができる業者を選ぶことが大切です。
ひなたペイントでは、塗料の選定から廃材の分別、CO₂削減を意識した施工計画まで、サーキュラーエコノミーを実践する修繕提案を行っています。

■ まとめ:未来を見据えた修繕を

マンションの大規模修繕は、単なる「老朽化対策」ではなく、未来の資産価値を守るプロジェクトです。
サーキュラーエコノミーの考え方を取り入れることで、建物の寿命を延ばし、環境にもやさしい持続可能な暮らしを実現できます。

 

ひなたペイントは、管理組合の皆さまとともに“循環型の大規模修繕”で未来へつなぐ建物づくりを支えてまいります。

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